テラスグレーチング
例えばリビングの外側に段差なく床を設けようとした場合、今まで選択肢はウッドデッキしかありませんでした。理由は住宅の床下の換気を塞がないようにしなくてはならないからです。逆にタイル貼りのテラスを作る場合は住宅の基礎より低くしなくてはならないので、室内からお庭へ出る時に大きな段差が出来てしまいます。
出来ればウッドデッキと同じ高さでメンテナンスの楽なタイル貼りのテラスを作りたいというご要望にお応えするために誕生したのがこのテラスグレーチングなのです。


通常リビングからお庭に降りるステップやテラスは、ご覧のように床下の換気口や換気パッキンを塞がないよう低めに施工されます。
換気パッキンは直接見えませんが、基礎と外壁の間にある金属製の水切りカバーの内側に取付けられています。
ここから雨水が逆流しないよう外部の床は基礎より少し低めに施工されるので、室内からお庭に出る時に大きな段差が生じてしまうのです。
タイル貼りのテラスを室内と同じ高さで施工したい場合は、テラスの下地ブロックを住宅の外壁から10cm程度離して積み、その上に専用の受け金具を設置しモルタルで仮固定して下さい。
その後、タイルの下地として土間コンクリートを打設して頂ければ、受け金具のアンカー部分が土間コンクリートと一体となり完全に固定されます。
グレーチング本体の高さは20mmです。
貼付けモルタルの厚みで調整して土間下地+20mmでタイルを仕上げて下さい。
その後、グレーチングの本体を設置し完成です。
もちろん掃除や点検の為にグレーチング本体を取り外すことも可能です。
テラス専用グレーチングを使えば建物の床下換気を塞いだり、窓下の外壁を汚す事なく室内との段差を最小限にしてタイル貼りのテラスが作れるので、お庭への移動がスムーズになります。
グレーチングの端部は植栽などで隠して頂き、隙間に落ちた雨などはそのまま地面に浸透するように施工して下さい。
また、この様に基礎と下地ブロックの間をモルタルで埋めて、花壇に向って水勾配を取って頂ければ掃除も簡単になります。
この場合は、必ず水切りカバー下端とモルタルの間に十分な隙間をあけ、空気の通り道を確保して下さい。
端部に階段を設ける場合はこの様な納まりになります。
この様な場合はステップの踏み面と隙間に埋めたモルタルの高さが同じになるように施工して頂ければ水が溜まる心配がありません。
こちらは現場加工タイプです。切断長さが300mm未満の場合は向って左から、300mmを超える場合は右から必要な長さを残して切断して下さい。
切断長さが300mmの場合は標準の300タイプをお使い下さい。



