■ 施工手順

設置は至ってシンプルです。建物の外壁にまったく触れずにセット出来ます。

■ 施工イメージ

実際の施工状況をご覧ください。

STEP 1

着工前状況

掃出窓の前に既存のコンクリートステップがありますが室内との段差が大きく出入りがしづらい状況です。

STEP 2

テラス下地ブロック積み

テラスの大きさに合わせて下地のコンクリートブロックを積みます。
既存のステップは解体せず下地材として活用することも出来ます。

STEP 3

テラス内部客土埋め戻し転圧

テラスの内部に掘削等で出た土を入れ十分転圧を行います。
ブロックの最上段は横筋用とし、内側の立上りをカットしておきます。
外壁とブロックの隙間はワイドタイプで90mm,スリムタイプで60mm以上確保して下さい。

STEP 4

テラス下地砕石敷均し転圧

土間コンクリート用の下地砕石を所定の厚さに敷均し十分転圧します。




STEP 5

受け金具仮設置

グレーチング本体を2本の受け金具で支えられるよう所定の位置に受け金具を設置します。
高さを調整しながらモルタルで仮固定を行います。

STEP 6

受け金具仮設置完了

外壁に沿って受け金具の仮固定が完了しました。



STEP 7

下地土間コンクリート打設

外壁の養生を行い土間コンクリートを施工します。



STEP 8

床タイル施工

外壁側からタイルを貼ります。
仕上がり高さと施工後のタイルの脱着を確認するため、必ずグレーチング本体を仮置きしながらタイルを施工して下さい。

STEP 9

床タイル施工完了

植栽前のテラスが完成しました。
脇に花壇を設置する場合は基礎の天端より低く計画をします。

STEP 10

植栽工事完了

テラス脇に植栽をすることで高低差を緩和し隙間が目立たなくなります。

参考

花壇側端部状況(正面)

 

花壇側端部状況(側面)

階段側端部状況(正面)

階段側端部状況(側面)

テラス全景